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自分の外からの刺激に対して、自分の中にある様々な感覚器官が、それを拾い集める。目や耳などの誰もが知っている五感だけでなく、それ以外の体内感覚をも含めた出所不明のワケのわからない、第六感や直感などといった得体の知れない感覚までもがバラバラに、いっしょくたになって自分に迫ってくる。 それらが入り乱れ、乱反射を繰り返し、交錯し、入り混じり、離れては融合し、現れては消えてゆく、そうした得体の知れない迷走を繰り返しながら、互いに響き合いながら、拡がり繋がって行く。 そして、そうしたむげんに繰り返される反復継続の時間的連続が、それ自体で一つの自律した秩序の領域をを構成しているのである。 |