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そしてこれが、自らが指向するクセや好みと相性の傾向として作用しているのである。自分でも知らず気づかないまま、それへと動かされてゆくのである。自らの無意識の指向性とでもいったものなのである。 そしてまた、こうしたことがキッカケや衝動の傾向となって、感情の好き嫌いや、ものの良し悪しの気分的な移り変わりの、そして心理的な抑揚とそのリズムの要因となっていて、また、その判断基準になっているのである。 気持ちの良い悪いとか、気分が優れないなどといった感覚が、そうなのである。だからまた、そうした移り気、自分の中の情緒的なリズムと流れといったものが、無意識の世界で何かしらの出所不明の記憶のカケラと、どこかで結びついているのである。 |