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3、情緒。


そしてこの「何を」というのが、水色と私たちとの関係なのであって、またそこに、自分自身にとっての意味や理由といったものがあるのである。それは、水色という色が暗示し示唆するところの無意識の世界なのである。

意識から切断された感覚だけの世界、それだけで自律し完結したところの、肉体の情緒の世界なのである。そしてそれが自分自身の中にある暗示と象徴となって知らず気づかないまま、それへと導かれてゆくのである。まるで、それしかないように。

しかし、それは仕方のないことで、人間というのが生まれる前からそのように出来ていて、それ以外にあり得ず、それにしか成れないように出来ているのである。そのすがたカタチ、生き方や考え方、そして観念の世界をも、そうしたことのすべてを含めて、そうなのである。

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2018-0719-0725