index< 日誌 < au錯覚< 24b-45思い込みH 「感覚の事情」p2 |
すなわち、そのようにしか見えず、聞こえず、感じられもしないように出来ている、ということなのである。 だからまた、ワケの分からないものを見たり聞いたりすると、その範囲でのみ思い起こされるのであり、また、その限りにでのみ、それが何かを想像したり予測して行くことが出来るのである。 そしてまた、それ以外のことを知り得ないということなのである。つまり、そうならざるを得ないということである。また、そうしてのみ知ることが出来る、ということなのである。そして、これが人間が知ることの出来る領域であり、そしてまた、その条件であり、範囲なのである。 |