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1、しつけ。


これは、言わば陰の部分であって、目には見えない非現実的で潜在的な無意識の世界である。しかしまた、このような土壌の上においてのみ、現実の目に見える意識的な人間活動といったものが、成され得たのである。

そして、ここで言うところの「見えない世界」とは、自分でも意識せずして行っている無意識の傾向、好みや指向性とでも言ったもので、現実の世界が象徴する暗示と象徴、そして無意識の直感や衝動の世界なのである。

そうした、見えない本能みたいなものが人間を支配していて、そして導いていると思えてくるのである。そして、それは見えない世界であるけれども、実際には、自分自身の中にある、自分自身の情緒の世界なのである。

言い換えると、自分自身の肉体の生理の世界なのである。そうして自らの歴史というのが自分の中で生き続けているのである。

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2018-0725-0811