index< 日誌 ai原理< 24b-48上下の関係A 「マイノリティー」p9

1、中間の者。


自分は、だれかチカラある者にすがって、それに従ってこそ生きて行ける。そして、そうした集団の中に居てこそ生きて行けるのである。そしてこれが自分の居場所であり、自意識であり、立場なのである。

チカラある者とは権威と権力のことであって、このような人間の間の上下の関係のことを意味している。そうであるならば、自分は能力ある上の者にはなれないけれども、下の者にもなりたくない。少なくとも中間のフツー者でなければならない。これが人並(ひとなみ)というものだ。

そうだとすると、自分よりも「下の者」がどうして必要なのであり、これら下の者を従えてこそ、上の者にも、まわりの者にも認めてもらえるのである。自分は下の者ではないという立場と居場所を与えてもらえるのである。

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2018-0725-0811