index< 日誌 <ai原理 ag儒教< 24b-49上下の関係B 「続、マイノリティー」p6 |
しかし、たいていの大多数の人間は、だれもそんなこと気にしないのである。気にする必要も、気にする場面も、機会もないというのが実情なのである。そしてこれが普通の大多数の人間が生きている世界なのである。 そして実のところ、差別といったところで、差別される側の方で、差別されるようなことを確かにしているのである。たとえ10人中の1人だけがそうだったとしても、世間はそのように見ないのである。 10人中10人の誰もがそうだと見なすのである。だからまた、差別されても仕方がないと、言えなくもないのである。実際のところ、このような差別される側の真の敵は、同じ差別される側の人間なのである。 |