index< 日誌 av表情< 24b-54コミュニケーション 「意識する表情」p7

2、乱反射。


しかし、ここで注意しなければならないのは、このような表情や仕草といったものは、本来、もともと自分の体内の生理や神経の作用に基づいた、その結果として表出されたものだということである。

それは、あくまでも心理や観念や、そうした意識とは別の、身体内部で乱反射をくり返す条件反射の、生理の結果として表れたものに過ぎないということである。

ということは、たしかに心理の動揺や移り行きなどに連動して、変化というものを表現してはいるけれども、しかし、その心理的変化の意識的な原因や目的とは直接の係わりがないのである。それは、あくまでも意識の入る余地のない肉体の条件反射の世界なのである。

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2018-0725-0811