index< 日誌 <av表情< 24b-54コミュニケーション 「意識する表情」p7 |
心理の変化は確かに情緒的な面もあるが、それに限って言えば、たしかにそれは表情や仕草として現れてくるし、また、現れざるを得ないものなのである。なぜなら、情緒は肉体内部の生理の作用に連動しているからである。 しかし、心理のこの情緒的な側面を無視した場合、その表情や仕草自体には、何ら意味といったものが見当たらないのである。それは単に無意識の物理的で生理的な身体の動きに過ぎないのである。 くり返されて来た無意識の習性やクセや本能に過ぎないのである。そしてこの生理自体は、意識とは別のものなのである。それは連続し、そして秩序づけられた条件反射の繰り返しに過ぎないのである。 |