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6、象徴の世界。


都市がそうであり、教会と学校がそうであり、ショッピングモールや旅行がそうであり、そしてまた、地平線や水平線の向こう側の異国の世界がそうなのである。

私たちは、このような私たち人間を取り巻き縛りつけている、目に見えない壁の向こう側の世界へ出て行こうとしているのである。

その向こう側にいるかも知れない、他人のようなもう一人の自分に、現実が意味する象徴の世界を見ているのである。

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2018-0725-0811