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4、気質と気性。


しかしまた従って、そうした自分自身の中の印象の世界をたどって行くことによって、自分の正体といったものも、たどって行くことが出来るのである。それは肉体の、無意識の条件反射の世界なのである。自分でもどうにもならない、自分自身の無意識の世界なのである。

そして、このような自分自身の無意識の世界が、自分の肉体の条件反射とその生理の作用の上で営まれていて、そしてそれが表情やポーズとしても自分に感じられるし、そしてまた、相手に対しても、それと知られてくるのである。

言葉以前の空気や情感として、それが感じられるし、伝わってもくるし、理解もされてくるのである。そしてこれが、人間関係における交感と交流なのである。

言葉以前に、そして現実社会の既存の「上下の関係」以前に、そしてまた、それとは全く別の次元で人間同士が繋がり、感じ合い、拡がり、そうして空気や雰囲気、情緒や感情の気質といったものを形成しているのである。

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2018-0725-0811