index< 日誌 <ar象徴< 24b-60コミュニケーションD 「乗っ取り」p8 |
そして、そうしたことが常態化して何万年と繰り返されて行く。そしてそうやって、それが当初持っていた理由や機能、役割といったものから限りなく離れていって、いつしか忘れられてしまうといったことが起こる。そして、それが今となっては、その名残りとしての意味不明な習性や表情としてだけ残っているのである。 たとえば、人間が争そう時に無意識に、歯を剥いたり咬むような表情がそうである。また、謝罪したり、逆らわないという意志表示のための、何もかも投げ出して身体を開いたような姿勢がそうである。あるいは、その反対のマウントのポーズが、またそうなのである。肯定しうなづく際の首をタテに振るポーズ、否定の際の首を横に振るポーズなどがそうなのである。 |