index< 日誌 <p変異< 24b-61遺伝と適応 「接点:補足」p2 |
またこれ以外にも、集団内部での生活様式のごく一部分の特殊な変化といったものも、それが環境の要請とバランスとの必要から、集団全体に広がることも十分にある訳である。 そうした意味でも、これが生活様式の変化や身体の一部分の機能の変化をもたらし、これが引き続き子孫にまで引き継がれて行くことになる。環境がそれを強制するのである。また、これが文化というものなのである。 この場合、それは遺伝とは異なる「適応」といったものなのであるが、それが後々の子孫にまで引き継がれて行くという意味で、遺伝も適応も大きな違いがないのである。むしろ、区別ができないのである。 |