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5、出現。


しかしまた、すべてのあまねく自意識といったものが、そうなのである。言い換えると、このような他者を通してしか自分を意識する場面がない、ということなのである。

自分の中で分裂した自己というのが、他者というカタチを取って、自分の中で現れ出てきているのである。そして、自分でもそれを受け入れ、信じているのである。まるで、無意識の夢の中の世界がそうであるようにである。

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2018-0725-0811