index< 日誌 ag儒教 u列島< 24b-67上下の関係I 「自分たち」p7

2、理没。


これがすなわち、どこそこの「△△長」であるとか、組織や会社や役所の上の立場の者であるとか、あるいはそれ以上に、昔から認められ固定した地元の資産家や有力者に求められる。

そして、これが人身的で固定したままの、経済合理性を無視した地方の人間関係なのである。そして、これがこの世界の常識であり、自分たちの正義なのである。要するに、ヨソ者が入る余地のない、そうした閉じた世界なのである。

そして、このような固定した人身的な上下の関係でもって、この世界の秩序と上下の関係が組立てられている。従って個人というのが、このような上下の関係でもって押しつぶされ理没したままで、個人が個人として自立することも、意識されることもないという、そうした世界なのである。

戻る。                続く。

index< 日誌 ag儒教 u列島< 24b-67上下の関係I 「自分たち」p7
2018-0725-0811