index< 日誌 ag儒教 u列島< 24b-67上下の関係I 「自分たち」p7

3、不必要な人権。


従って、そこからまた、自己の主観と外の客観的な現実との区別が曖昧なままで、自分と他人との区別がはっきりせず、そして主観と客観も厳密に区別されることもなく、「自分のもの」と「他人のもの」との区別も限りなく曖昧になっている。

自分と自分たちとの間の境目がぼやけたままなのである。個人が個人として自立することも、それが自覚されることもない、そうした世界なのである。つまり、プライバシーや所有権の概念がはっきりせず、それが理解されることもないのでる。

確かに法律上は厳密に区別されてはいるが、日常の世界ではそれが通用しないということなのである。「自分たち」の習慣と生活のスタイルがそうなのである。そうした人権の概念が理解されることがない世界なのである。

戻る。                続く。

index< 日誌 ag儒教 u列島< 24b-67上下の関係I 「自分たち」p7
2018-0725-0811