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そしてまた、その中で自分自身の理由や意味といったものを見ているのである。あるいは、それを探り当てようとしているのである。私たちの表情や仕草や立ち居と振る舞いといったものは、このような私たち自身の無意識の世界から現れ出てきたものであって、その中で私たちは忘れられた自分自身の記憶の根源を見ているのである。 しかしまた、このようにして表出された肉体の動き自体が、肉体そのもののカタチによって条件づけられ、規定されてもいる。私たちは、このような現実のものの動きの中から、それを通して、その機能や役割を知ることができるのである。 |