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表情の種類とその有様は限られている。そうであるにも係わらず、これでもって無限の心の動きといったものを表現しなければならない。 もともと異なる別々の心の動きといったものも、同一の感情の動きとしてまとめて処理しているのである。つまり、カテゴリー化しているのである。無意識の内に心の中の動きといったものを、類型化し、仕分け分類し、形式化しているのである。 人間が心の中で何かを認めたり、意識したりするのは、そうしたカテゴリー化されたものが観念の世界になければならず、そして、これを具体的な感情のカタチとして定めたのが表情であり、そのポーズと仕草なのである。 |