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1、探検。


<何一つない虚ろな空間を横切って進んで行く、小屋掛け一つ、人影一つ見ることなしに、幾日また幾日かが過ぎて行く。アフリカ探検の陰鬱なリフレイン(繰り返し)はこうしたものである。幾度の戦争や奴隷貿易が、こうした空隙を拡大する上で寄与したことは確かである。「人間は互いに狼である」の言葉が、この世界ほどに妥当するところはない。>

( 「人文地理学原理」 ブラーシュ)

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2018-0816-0825