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これは信仰とも関係している。自意識のない所に信仰は成り立たない。それは偽りの見せかけだけの信仰に過ぎないのである。だからまた、人の居ないところ、バレないところでは、どんなことでもするし、出来るし、そして許される。なぜなら誰もがそうだからである。 自分の心の中に、自分の考えとか自分の良心といった、そうした自分と自分が対峙する自己意識といったものが無いのである。だからまた、自分を反省することも、省みることもないのである。そもそも、省みる主体そのものが自分の中に存在しないのである。 |