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自分の表情や外見がなぜに気になるのか。それは、外見というのが、自分が表現された見えるカタチだからである。それが自分にも、相手にもわかるカタチだからである。 外見、特に自分の表情といったものは自分でも思い通りに作れないから、なおさらである。また、それだけにいっそう正直であり、そしてまただからこそ気になるのである。自分は他人から、どう思われているのか気になって仕方がないのである。 しかしまたそれは、それだけで完結したコミュニケーションを成していて、もの言わぬ無言の雰囲気や呼吸の、空気としてのコミュニケーションを生み出していて、馴れや習慣といった暗黙の了解の世界を作り出している。 |