index< 日誌 s設定 < 24b−88闇の中からC 「交流」p5

2、文化的障壁。

良く言えば気配りと察しの世界であり、悪く言えば無言の排除と村八分の世界である。特に日本の場合、このような「自分たち」にしか通用しない習慣や慣例の性癖が著しい。国民の均一性と均質性が異常なほどに際立っている。自分たち=日本人だけで極めて強固な目に見えない文化的障壁を築き上げている。

だから、その場その時の集団の作法やマナーに合った体裁や身だしなみ、上下の関係に見合う話し方や顔の表情とポーズといったものが求められてくる。私たちは、そうしたシキタリと雰囲気の独特のルールとマナーが支配する世界を生きている。

そしてまた、このような体裁や表情のポーズといったものが、言葉以前のコミュニケーションを生み出していて、そして人間関係を支配しているのである。すなわち、外人が入りづらい文化的障壁となっている。

戻る。               続く。


index< 日誌 s設定 < 24b−88闇の中からC 「交流」p5
2018-0816-0825