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4、信じる。

これは誰か「偉い人」がそれを唱え始めて、そしてみんながそれに合わせて従っているのであって、それが正しいかどうかというのは、どうでもよいことなのである。ただ、それに合わせるということが何よりも大事なのであって、そしてこれが唯一の正義なのである。

正義とは、そういうものでなければならないのである。正義とは、ただ一つであり、すべては誰もがそれに従わねばならないはずのものなのである。そしてこれが正義であり、理性であり、道徳であり倫理なのである。

そうして始めて人間集団といったものがまとまり、繋がりと拡がりを持った社会となるのである。そうして始めて人間集団というのが、何かを求め願い信じ合えるもののように思えてくるのである。そしてこの「信じる」ということこそが、すべての始めになければならないのである。

戻る。               続く。


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2018-0825-0902