index< 日誌 < av表情 < 24b-94「舌打ちのポーズ」p2 |
否定したり拒絶するとき、頭部を片側または後方へずらして、そして舌打ちする。頭部を片側または後方へ移動させるのは、相手を見下していて、目の下端から相手の下へ向かって視線を投げている。つまり、見たくないのに仕方なく見てやっているという姿勢である。 そして、それと同時に「チッ」とか「チェッ」とか言って舌打ちするのは、言葉にならない、もしくは言葉にしたくない、または言葉にする値打ちもない、そうした出来ごとに対する反応の仕方である。 またそれは、自分の中から嫌なものを吐き出す仕草である。嫌なことから逃げようという仕草である。あるいは、そうしたポーズと表情なのであって、これ自体が一種の意思表示のポーズなのである。 |