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晴れた日に地平線近くに見る空の色は、非常に薄い青色混じりの白色である。そこからもう少し中空を見上げて見ると最も青色に近い。そしてもっと上の真上を見ると黒色混じりの強い青色となる。 地平線、中空、天空と、それぞれの色が微妙に違ってくるし、また、それを見る人の感じ方、かかわり方、反応の仕方も違ってくる。そしてこの反応の仕方というのは、ほとんど無意識の情緒の世界なのである。 およそ、色としての青色の微妙な違いが気になる人間というのは、普通、どこにもいないのである。どこか非常に変わった人間なのである。それとも、どうしようもないヒマな人間か、何か偏向的な性癖がある人間なのである。だからまた、普通、だれも気に留めないのである。 |