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1、情緒のカタチ。

もしも、人間の情緒といったものが、人間自身の肉体のカタチと、それを取り巻く環境との合作である――言い換えると、遺伝と適応の結果である――とすると、情緒自身は、このような自分の肉体と環境の中から生まれ出て来たものと言える。

しかしながら人間の情緒と、その現実のカタチとしての肉体は別のものである。そして、精神としての情緒は、自分のすがたといったものを、現実の自分の肉体の中に見つけなければならない。

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2018-0825-0902