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あざけりと軽蔑、そして否定と拒否の表情として、唇の片側から微かに犬歯が見えることがある。これは、動物の世界では争闘の際の噛みつきと引き裂きといった、実際の行動の直前の動作である。 先ず唇の片側 ⇒ 両側 ⇒ 大きく開く ⇒ 全力で噛みつく、という順序になる。 しかし動物には、それが威嚇や脅しの手段になることはあっても、それ自体が交渉やかけひきの手段になることはない。なぜなら動物は、自分の中で自分と対峙することがないからである。このような自分の中で自分が分裂することが無いというのは、自意識や思考が成り立たないということを意味している。意識の中にあるはずの、意識の対象が存在しないのである。 |