index< 日誌 < y肉体 < 24c-07種の記憶B 「本能」p3


1、陰。

すなわち、存在理由、タマシイとでも言ったものが変異し、変質し、乗り移り、憑依し取り憑いてゆくのである。自らの新たな移住先を求めてさ迷い出て、一人歩きしながら乗り移ってゆくのである。

こうした事例はたくさんある。変質、錯誤、幻覚、誤解、誤差、ズレ、揺らぎ、歪み、それに誇大妄想・・・・・・などといった場面である。私たちは自分でも気づかないまま、知らぬ間にそうしたことを経験し、無意識の内にそれを記憶しているのである。

自分でも意味不明の何かしらの記憶の痕跡やカケラとして。それが何かの陰のようにまとわりついてきて、思い起こされてくるのである。無意識の記憶の奥の方から、何か得体の知れないものが浮かんで来て、そして映し出されているのである。

履歴へ               続く。


index< 日誌 < y肉体 < 24c-07種の記憶B 「本能」p3
2018-0825-0908