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1、オバケ。

このような自分の中の精神が求めるものが、ワケの分からない夢の中のオバケや、あるいは昼間のあり得ない幻覚や錯覚として現れ出てきているのである。これは自分自身の不安定な精神状態がもたらしたものであって、必ずしも現実がそうではないのである。

しかし精神は自分でも分からないもの、知らないものといった、そうしたカタチなきものを表現する以上、やはりそれが現実にないもの、すなわちオバケや幻覚を通して現わさざるを得ないのである。

それは何かと言えば、これが自分自身の夢の世界であり、無意識の世界であり、そしてまた、意識されざる、見えることのない自分たちのタマシイの世界なのである。

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2018-0825-0908