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人間が生きて行く以上、他人とのかかわりの中で、いわゆる人間関係の中で自分を見い出して行く。自意識や自己認識といったものがそうである。そして、たいてい自分より強そうな者にすがり、ぶら下がって、そして同時に自分より弱そうな立場の者を見つけて踏みつけて行く。 そうして自分の居場所と立場を確かなものにして行くのである。秩序とは、そしてキズナ(絆)とは、このような人間同士の間の上下の関係のことである。要するにコネと談合、そしてケイレツのことである。 |