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変異とは内実が変わることである。それを動かしている原理や必然性といったものが、異なるものに入れ替わるということである。表面的な変化ではなく、質的な変化を指している。外の表面だけが変わる「変化」とは、根本的に違う変わり方なのである。 外面的なカタチが変わっても、それを動かしている原理が同じであれば、変化そのものは常に同じパターンと形式、同じ規則に従った変化しか起こらないのである。すがたカタチは変わっても中身が同じであれば、根本的には何も変わらないのである。 それは原理の変更がないからであって、自分の中で忘れられていた潜在的で根源的な原理や必然性が変わった、ということにはならないのである。 |