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2、利害。

そして、このような自分の中での本質的な変化、見えるすがたカタチとは別の、内面的な原理そのものの変化が「変異」なのであって、そしてこれを変化と区別しているのである。

だから、これを周りの仲間から見ると非常に忌み嫌われる存在なのである。それは「自分たち」という既存の秩序に対する否定と破壊を意味するからである。自分たちという仲間のキズナを辱め陥れるものと、受け止められるからである。

もちろん変革とか、適応とか、「和の精神」とか、バランスと調和などと言っているが、だれもクチ先ばっかりで、自分たちの利害が絡んでくると間違いなく全力で潰しにかかってくる。だれだってそうする。自分たちの利害こそが、自分が生きている現実そのものなのである。

戻る。              続く。


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2018-0908-0913