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誰もが変革を進歩のように話すが、実体は必ずしもそうではない。変革せずして、いまの状態のままで自分にも利益と分け前が頂けるのであれば、進んで変革を反対する側に立つ。だれだってそうする。 何もしなくても利益に預かれるのであれば、だれも何もしないし、まただからこそ、大多数の人々は何もしたがらないのである。何もしないことが自分の利益に繋がるからである。そしてこれが通常の普通の人々の世界なのである。 保守であろうと、反動であろうと、進歩であろうと、そしてまた日和見でも、ナリスマシであっても、放って置くだけでどうせ強い方へ群がってくるのである。そうして集団が集団として成り立っているのである。 |