index< 日誌 < ai原理 < 24c-19「武士道」p6


3、フツーの人。

誰もが変革を進歩のように話すが、実体は必ずしもそうではない。変革せずして、いまの状態のままで自分にも利益と分け前が頂けるのであれば、進んで変革を反対する側に立つ。だれだってそうする。

何もしなくても利益に預かれるのであれば、だれも何もしないし、まただからこそ、大多数の人々は何もしたがらないのである。何もしないことが自分の利益に繋がるからである。そしてこれが通常の普通の人々の世界なのである。

保守であろうと、反動であろうと、進歩であろうと、そしてまた日和見でも、ナリスマシであっても、放って置くだけでどうせ強い方へ群がってくるのである。そうして集団が集団として成り立っているのである。

戻る。              続く。


index< 日誌 ai原理 < 24c-19「武士道」p6
2018-0908-0913