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5、自覚。

自己の生理の作用といったものが、意図的な何らかの目的のための手段と化していて、そして本人もそれを自覚しているのである。そして同時に、そうした自分を強く意識せざるを得ないのである。

相手や社会に対する、そしてその中で生きていて、それを利用し、そしてそれに利用されている、そうした自分というのを強く意識せざるを得ないのである。そしてまた、このような自覚なしに相手とのコミュニケーションも上手く行かず、そして何よりも自分自身が生きて行けないのである。

そして、このような意識こそが、自分の表情といったものを、自分の生理作用とは別の意図された手段にしているのである。

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2018-0908-0913