index< 日誌 < u列島 y肉体 < 24c-25種の記憶Q 「武士道」p4


1、絶対的。

それは日本の諺(ことわざ)にもよく表れている。「自分は他人様によって生かされている」と。自分を押し殺して滅私奉公することが世の中のためになり、ひいては自分のためにもなるという考えである。

これが言っていることは、とっても美しいことのように聞こえるが、現実は決してそんなものではない。好き嫌い、善し悪しに関係なく、「目上の者」に従うということである。それは絶対的な問答無用の上意下達の世界なのである。

人権とか自由とか、そんなものは一切お構いなしにどんなことでもするし、しなければならないし、それが許されるし、そしてこれが「自分たち」にとっての正義であるとされているのである。

履歴へ              続く。


index< 日誌 u列島 y肉体 < 24c-25種の記憶Q 「武士道」p4
2018-0908-0913