index< 日誌 < ai原理 < 24c-27「選ばれた人間」p8 |
しかしたいていの場合、上司や元請けは何か勘違いしていて、自分が有利な立場に居ることを、自分が何か優れているからだと思い込んでいる。またそう思い込ませることによって、世の中全体の上下の関係が成り立っている。 また、これがカイシャやケイレツ、そして「目上の者、目下の者」などと言う上下の人間関係のキズナなのである。人間同士の間の上下の関係に基づいて、ここで生きる人間の「自意識」が成り立っているのである。そしてこれがこの世界全体を支配するシステムなのである。 このようなシステムから見ると、ケイレツ及びその中の元請けや上司は、利用されるだけが取柄の何の能力もない人間なのである。正確に言うと、自分の能力や意志や考えを持ってもらっては困るのである。 |