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1、個という特殊な世界。

このような個の世界とは、それだけで特殊な現実とのかかわり方と感じ方の世界であって、それ自体が他人と区別される独自の自律的な世界であって、またそうならざるを得ず、自分自身の特殊で特徴的な生存のスタイルと情緒のリズムを持っている。

だからまた、このような個別で具体的な、特殊な個の世界の共通点を拾い出して、それを一般化し抽象化することによって「種」という概念が成り立っているのである。

個人は他人と異なる時間と空間を生きている。そして自己の生存と子孫への継続という必要から、自分自身のスタイルでもって、日々の暮らしといったものが営まれて行く。そうした意味で日々の生活といったものは、同じことの繰り返しなのである。そしてこれ自体が固有の自律した情緒のリズムなのである。

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2018-0913-0915