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1、他人と違う自分。

他人と違う自分というのは、先ず生きている空間が違う。環境の条件も違う。また社会的立場も居場所も違う。そしてそれ以前に、自分自身のすがたカタチといったものが他人と違う。それに自分と他人との間には、それを隔てる肉体の物理的境界がある。

そして何よりも、自分自身の感じ方と生き方といったものが違う。これは目には見えない、自分自身の内面の問題である。情緒の自律性といった、言わば根源的なところが、そもそも違うということである。

場所が違えば、感じ方も違ってくるし、そうならざるを得ないし、また、そうやって始めて適応というのが可能になる。生存し、そしてこれを子孫へと繋いで行くことが可能になる。

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2018-0913-0915