index< 日誌 < j生理的情緒< 24c-35情緒の始まりB 「他人と違う自分」p3 |
しかし、ここで話が少しややっこしくなってワケが分からなくなってくる。この自己と他者の境界線といったものが、かなり曖昧でボンヤリしていて、ぼやけて分かり難くなっているのである。 そして、そうしたことが混乱と迷走と錯誤を繰り返しながら、偶然どこかで繋がり拡がっていって、統合されているのである。バラバラなように見えながらも、それが自分の中の一つの全体として纏まっているのである。 そしてこれが「情緒」なのである。それは自分の中の全体としてのバランスであり、そしてそれらの間の相互作用の結果なのである。そしてこの営みのリズムが情緒なのである。 |