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4、反響。

あるいは、このような感覚の複合的作用、アンサンブルといったものが情緒なのである。それは、外からの刺激によってもたらされた、自分自身の肉体内部からの反響であり、その反映なのである。それが自分の肉体内部でコダマして、自分の外に映し出されているのである。

だからまた、気分がすぐれないとか、気持ちが良い・悪いなどといった、気分的な心情の動きといったものが理解されるし、そしてまた、そのおぼろげな理由といったものも分かってくるのである。

そして、それは外の刺激とは明白に区別される、自分自身の中から反映して浮き上がってきた、自分自身に対する感覚なのである。感覚が、自分の感覚に対して何かを感じ取っているのである。そして、これが情緒なのである。

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2018-0913-0915