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決定的なことは、それが有るのか無いのかではなくて、要は、その多少の程度の違いのことを言っているのに過ぎない、ということなのである。それは単に観念的な、便宜的で人為的な区分に過ぎないという、ことなのである。 従ってまた、それを見る側の異なる次元と視点、あるいはまた、それを見る者の感じ方や目的によって、まったく違うものに見えてくるという、ことなのである。 そしてまた、それを見る者の立場と利害によっても大いに違ってくるということである。だれも、自分にとって都合の良いようにしか見えないし、見ようともしないし、見えても来ないのである。そしてこれが自分にとっての正義であり、常識であり、そしてまた「公平性」なのである |