index< 日誌 < d無意識< 24c-45主観の現実@ 「幸福」p8 |
生きるために他人にすがるしかない人間にして見れば、そうして生きて行く以外にないのである。そうして自分の理由を他人に求めて、そして、これに依存しようとするのである。本人してみれば、そうやって生きて行くしかないからである。 また幼いころからそのようにシツケられ教育もされてきたのである。だからまた、そうして生きて行かねばならないのである。これはこの世界全体のシステムであって、それに逆らっては生きて行けないように出来ているのである。 こうしたことは、人間というのが未だ個人として自律しておらず、自分の自意識というのを自分の中に見出すことが出来ずに、他人に、それも自分よりも目上の者に求めて依存する、というところに原因がある。 |