index< 日誌 < d無意識< 24c-45主観の現実@ 「幸福」p8 |
権威に対する盲目的従順性がそれである。「周りに合わせて偉い人に従いなさい」という日本の格言がそうである。幼いころからの家庭でのシツケと学校教育がそうなのである。いまもそうである。 企業のケイレツがそうであるし、政府の行政指導がまたそうなのである。群れて媚びて迎合するだけの人間が、最も求められ重宝がられる模範的な人間モデルなのである。受験勉強しか知らず、世間知らずのマニュアル通りの生き方しか知らない人間が最も大事にされるのである。 そしてこのような、「お上」の主旨に合わないことは、ないもの、あってはならない、あるはずのないものとして無視されるか黙殺される。そうして誰もが団結する「自分たち」の世界を生きている。そうである限り「自分たち」が自分を守ってくれるのである。 |