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1、設計図。

本来、遺伝というのは設計図に過ぎないものであって、この意味では、潜在的で無限の可能性を持つものと言える。なぜなら、遺伝情報自体は机上の空論に過ぎないからである。何ら現実の制約を受けることがないからである。だからまた、これが遺伝情報なのである。

そしてこれが現実のものとなるのは、当事者たる本人の肉体を通してなのである。すなわち、ここで現実という最大の制約を受けるのである。そしてこれが適応なのである。

どんな素晴らしい遺伝情報も、それは本人の肉体を通して始めて現実のものとなることが出来るのである。無限の可能性に過ぎなかったものが、ここで始めて現実の肉体になることが出来るのである。

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2018-0923-1002