| index＜ 日誌 ＜ ai原理＜ 24c-53遺伝と適応⑦ 「指定される」p6 |
| だからまた、ここでもう少し考える必要がある。結論から言うと、遺伝される前から、すでにあらかじめ指定されている、ということである。遺伝が現実に発現するための傾向や方向性、そして本人の指向性においても、すでにそれ以前のところで、あらかじめ限りなく制限されていて、指定されているということである。 これは本人にもどうにもならない、与えられた肉体の素質とでも言ったもので、これを現実という環境上のバランスがそれを決定しているのである。 そのようにしか成れず、それだけが自分が生きて行くための唯一可能な方向として、あらかじめ指定されているのである。自分の外の環境がそれを事前に決定しているのである。そのようにしか成れないようにである。 |