index< 日誌 < ai原理< 24c-55遺伝と適応H 「時間の座標」p4


2、方向性だけ。

自分自身にもともと与えられている先天的な遺伝情報を基に、それを臨機応変に自分で現実に適応させて行かなねばならないからである。一つは、情報量が際限なく膨大になるということと、もう一つは、このような膨大な情報量でもってしても、そのままでは現実に適用できない、ということなのである。

〜以上の事情から、動作や仕草の習性といったものが、何もかも遺伝によって決定されっるというのは、どうしても誤解があるように思えてくるのである。

結論から言うと、先天的な遺伝によって伝えられるものは、方向や傾向に過ぎないものであって、生理や肉体組織の個性から必然的に導かれてくる、その特性の方向性と傾向に過ぎない、ということである。

戻る。              続く。

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2018-0923-1002