index< 日誌 < ai原理< 24c-55遺伝と適応H 「時間の座標」p4 |
従ってまた、そうしたことを何から何まで遺伝によって指定する必要もなく、指定できる訳でもなく、またそれを変化する現実世界に適用させてこそ、自分で適応して生きて行くことが可能になるのである。また、そうしたことがどうしても本人に求められる、ということなのである。 しかしまた、そうだとすれば、先天的なものも後天的なものも、どちらがどちらとも言えない相対的なものに過ぎないのである。遺伝によって仕方なくそうしているのか、それとも自分から進んでそうしているのか、誰にも分からないのである。 |