index< 日誌 < ai原理< 24c-56遺伝と適応I 「祖先のたましい」p5


5、自分を感じる。

自分がいつでも、どこでも、どこかなぜか白々しく、わざとらしく感じられ、いつも誰かに後ろから見られているという風に感じてしまうのである。どこか別世界から現実の自分を見ている。そしてこの別世界というのが自分自身の肉体の記憶の世界なのである。

自分が自分を見ていて、そして自分で自分を感じているのである。それは自己のルーツであり、祖先のタマシイなのである。それが自分にささやきかけているのである。戸惑い、ためらい、当惑しているのである。

そうして気づかず知らぬまま、自分で自分を見ている。そうして自分で自分を探し求め、発見し、創造しようとしている。創造せざるを得ない世界を生きている。私たちは、そうした自律し完結した自己の精神の世界を生きている。

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2018-0923-1002