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4、現実という客観性。

これは先天的で遺伝的なものではあるが、しかしまた、それを発掘し発見して現実に適用しているのは、正しく自分自身なのであって、この意味では、それは後天的な適応能力と言わざるを得ないのである。

そしてこの適応というのを方向づけているのが、環境という客観的現実なのである。そしてまた、自分自身の肉体のカタチとその機能がそうなのである。人間は、自分で自分の肉体を選ぶことが出来ないのである。

また、このような持って生まれた自己の肉体の素質と、そしてそれを用いる自己の適応能力なしに、個としても、種としても継続して行くことが不可能なのである。そしてこれを最終的に決定しているのが、環境という生態系全体のバランスなのである。

戻る。              続く。

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2018-0923-1002