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人間の表情や仕草といったものは、人間自身が持つ自律的な営みに伴うものであって、そしてこれが表面に現れて出てきているのである。これは人間自身の営みの必然性と個性といったものを表現している。 私たちはこれと同じものを遠い昔の考古学的遺物や、生物の骨格構造や、あるいはまた、種々様々な時代の民族の文化や、社会の風俗に見ることが出来る。 このような現実というものの様々に移り行く変化の中から、私たちは、その存在の必然性や意味や理由といったものを見ているのである。 |